親類づきあいの関係で車をもらった 厚労省前局長
普通いくら大金持ちの親戚でも、なんの見返りなしにお金や車を黙ってやる人はまずいないでしょう。かたや障害者や高齢者福祉を所管するお役所の高級官僚、かたや監督される立場にある社会福祉法人の経営者。両者間に少なくとも暗黙の合意があったことは、普通の常識があれば推測するに難くないはず。
厚労省前局長:補助金13億円 異動後は支給なし
厚生労働省の松嶋賢(まさる)・前九州厚生局長(59)が大阪府内の社会福祉法人の前理事長(80)から金品を受け取っていた問題で、障害者や高齢者福祉を所管する同省社会・援護局に松嶋前局長が在職していた00〜06年の間に、社会福祉法人に約13億円を超える補助金が支払われていたことが分かった。社会・援護局から異動後に補助金は出ていなかった。同省は、補助金支出の経緯について、31日にも前局長から事情を聴く。【清水健二、吉井理記】
松嶋前局長は00年6月に社会・援護局の企画課課長補佐に就任。同局の総務課長補佐、地域福祉課長、障害福祉課長、企画課長を歴任し、06年9月に九州厚生局長に転出した。この間、前理事長が前局長に金品を提供していた社会福祉法人「枚方療育園」は、大阪、兵庫、埼玉で経営する福祉施設の増改築費として約13億円の補助金を受けていた。
同省と各府県によると、重症心身障害児施設「枚方療育園」(大阪府枚方市)に7億6150万円(00〜02年)▽同「さくら療育園」(兵庫県三田市)に4億5640万円(04年)▽特別養護老人ホーム「おきな」(埼玉県行田市)に1億2800万円(04年)だった。
補助金の支出を決めるのは社会・援護局の障害福祉課で、支出時に松嶋前局長は同課にはいなかったが、同局の要職にいたため影響があった可能性がある。
毎日新聞 2007年8月31日
昨日この前局長へのインタビューを繰り返しテレビで放映していました。
この方は事実を認めた上で親戚づきあいで車や金をもらったが、何が問題なのかわからないといった様子で、よく言えば淡々と悪く言えばシレッと答えていました。
見ていて正直この方にとてもいやらしさを感じました。
厚生労働省の高級官僚として、それ相当の収入を得られていたはずです。それなのにお金持ちの親戚から車や大金をもらってそれを恥ずかしいとも思っていません。
「前理事長の内縁の妻と自分の妻がいとこ同士で、個人的にもらったものだ。職務上、便宜を図ったことはない」と答えていますが、この方の「異動後に補助金は出ていなかった」という事実が全てを物語っていると思います。
厚生労働省はまさに利権の巣窟、伏魔殿ですね。これじゃ社保庁をコントロールできるわけがない。
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